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ペロブスカイト太陽電池は、低コストながらフレキシブルかつ軽量であり、シリコン系太陽電池では困難な場所にも設置することが可能となる次世代の太陽電池です。
その性能を最大限に引き出すため、ペロブスカイト太陽電池の評価に最適な分光計器株式会社の各種評価装置を取り扱っております。
CEP-2000 分光感度測定装置
(色素増感/有機薄膜/ペロブスカイト太陽電池 評価用)
波長依存性のない定エネルギー、定フォトンの単色光を太陽電池に照射し、
各種太陽電池の分光感度特性、量子効率を測定する装置です。
シリコンタイプの装置と比べ、大光量の一定エネルギー(最大5mW/cm2)と
一定フォトン照射(最大1016photon/cm2)により、有機系太陽電池
(色素増感・有機薄膜・ペロブスカイト太陽電池)評価に最適です。
SM-250 ハイパーモノライトシステム
(卓上型分光感度測定装置)
値付けされたシリコンフォトダイオードで各波長における照射光量(mW/cm2)
を測定し、その照射光量をもとに測定サンプルの電流値を測定します。
専用ソフトウェア(SR_PRO)にて、各種太陽電池および
光電変換素子等の分光感度や量子効率の自動表示ができます。
分光計器独自のキセノンランプ光学系と高効率モノクロメータにより、
大光量単色光照射(5mW/cm2)が可能となり、有機系太陽電池
(色素増感・有機薄膜・ペロブスカイト太陽電池)評価に最適です。
OTENTO-SUNVI 高近似ソーラシミュレータ
(高精度スペクトル照射 20×20mm照射)
キセノンランプとハロゲンランプにより2光源の高近似ソーラシミュレータです。
近赤外領域の輝線を低減した擬似太陽光を照射することができます。
JIC規格のC8942において、スペクトル合致度・面内均一性・照射光安定性が
すべてJISクラスMAを達成しています。
MOS-100 光量可変ソーラシミュレータ
光量自動制御型ソーラシミュレータによるI-V測定を可能とした装置です。
ソーラシミュレータは照射光強度を0.01~200mW/cm2に自動調整することが
出来ます。
装置制御、データ検出及びデータ処理は、付属のノート型コンピュータにて
行われます。
BLD-100 屋内光評価用LED光源
有機太陽電池の屋内光用途での性能を評価する為のLED光源と調光電源です。
LED光源は256段階デジタル調光に対応し、低照度(200Lx)・高照度
(1000Lx)を発光面の高さを変えること無く、照度可変が可能です。
簡便性・再現性に優れています。
オプションで電磁シールド構造試料室を追加でき、外光の影響を
受けることなく、低照度から高照度(0~1000Lx)の照射が可能です。
BIR-50 太陽電池耐光性試験システム
(恒温器タイプ 50×50mm照射)
従来のソーラシミュレータ50mm(AAAクラス)と温度調整用恒温器を
組み合わせることにより、より正確に太陽電池の光劣化試験
および温度劣化試験を行うことができるようになりました。
また恒温器庫内にはBNCコネクタを搭載し、I-V測定も可能です。
BIP-KV201 イオン化エネルギー測定装置
(9.54~4.0eV 床置き架台タイプ)
光電子収量分光(Photoelectron Yield Spectroscopy PYS法)を用いる
ことで、窒素・大気・真空の雰囲気下においての測定が可能となりました。
分光器および光学系を窒素パージタイプにすることで、最大9.54eVまでの
真空紫外光を試料に照射することが出来ます。
LBC-2 レーザー光誘起電流測定装置
各種太陽電池や光電変換素子(SiPD・CCD・CMOS)の光電流分布を
測定する装置です。
LBIC【Laser Beam Induced Current】という測定法を用いています。
標準で波長520nmレーザを搭載し、試料をXYに移動させ、
短絡電流(Isc)を測定します。
空間分解能は約10μmを達成し、最大50×50mmのサンプルまで測定が
可能です。
特にペロブスカイト太陽電池などスピンコート法で作製される太陽電池は、
サンプル面の中心と端で均一性が異なる問題があり、そのようなサンプルの
評価に適しています。
またSiPDやCCD・CMOSなどにおいても、コーティング材料などの
均一性評価に適しています。
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